コンクリート供試体 -関門都市霊園-

打設したコンクリートの強度を確かめる為に、現場受入検査の際に破壊検査用の供試体を採取します。

供試体は検査まで水中で保管し、4週目に壊します。
試験は3本一セットで、壊れた時の圧縮力がコンクリートの強度となり、
3本の平均が発注強度以上かつ全てが発注強度の85%以上で合格。

今まで不合格を見たことがないですが、強度が出なければ不良品なので建物もやり直しでしょうね。
恐ろしい。

写真は供試体の保管状況。誤って違う検査をしないように頂部に色々書いてあります。
上から(おそらく)工場での管理番号、打設日、1週強度等試験日の別、施工会社、発注強度、試験日となっております。
水中養生水中養生近景

ちなみに、5/20打設のベース部の1週強度は3本平均で22.8N/mm2、
5/27打設の立上り部の1週強度は3本平均で20.8N/mm2と、
共に発注強度の85%以上出ているので品質には問題ないと思います。