振り向く年頃

先日上げたジャパン建材の展示会で、
政府の行う「住宅ストック循環支援事業」の資料を見つけました。

ホームページ・ブログ共に更新手付かずだったなかでも、補助金のページは
特に時流にあわせたものでなければ意味がないので気になっていました。
そこに折良く見つけた資料。
展示会場内での自由時間も長かったので、内容をまとめてHPに載せるべく
資料に目を通しました。

その「住宅ストック循環支援事業」の一つである”良質な既存住宅の購入”。
若者が、自ら居住する住宅として既存住宅を購入し、
インスペクションを実施した場合に補助を受けられるというものですが、
その中に
「若者(予算成立日において、40歳未満の者とする。)」
という文言が。

去る7月30日に40歳を迎えた僕。
政府公認の非若者であると認識した次第です。

ちなみにこの記事のために少し調べてみると、
1)1990年代初頭までは、若者とは「16歳から24歳まで」と定義されていた。
2)”ニート状態にある若者”は「15~34歳の非労働力人口のうち、通学、家事を行っていない者」
3)「子ども・若者育成支援推進法」ができて以来、その対象年齢の上限を39歳と位置づけるものが多くなった。
と年々若者の年齢が引き上がっているようです。

確かに、最近の70歳80歳の方々も元気な方が多いですし、
まだまだ40歳なんて若造かもしれません。
まあ、年相応の振る舞いが出来ているか省みるいいキッカケになりました。

余談ついでに、最近カタカナ語って多くなりましたよね。
エコロジーをエコと略して定着したのなんかはわかるのですが、
例えば上記の「インスペクション」、検索してみると
「ホームインスペクション(住宅診断)とは、
住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)・・以下略」とあります。
漢字の方が短いし意味も一目瞭然。
外来語を音のまま表記して使用できるカタカナは
非常に優秀な文字だとは思いますが、こう氾濫するのは如何なものか。

などと、新しい言葉や最近の風潮に目くじらを立てるのも
年を取った証左でしょうか。

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