6月4日から6月7日まで、埋戻しおよび砕石入れを行いました。
この建物の土間コンクリート、区画によってコンクリートの仕上がりの高さが違ったり、コンクリート自体の厚みが違ったり、断熱材がコンクリートの上にあったり下に入ったりと諸条件が違います。それぞれの条件から逆算して、コンクリートの仕上がり高さ、砕石高さ、土の埋戻し高さを出します。そして、それぞれの高さまで土を入れては均します。
敷地の高低差が大きいので、大量の土を入れる箇所もあります。土が厚くなる箇所は、公共建築工事標準仕様書の仕様に則り、厚さ30cmごとの転圧で締固めます。
まずは空の状態を。
排水管が邪魔です。何故ここを撮影箇所として選んだのか当時の自分を問いただしたい。ベースコンクリートの所で段がついていてわかりにくいですが、ベース厚20cmを加えると土の厚みが110cmになりますので、ここの転圧は4回行う必要があります。
左は1回目の転圧。土を30cm入れた段階で行っています。右は2回目、悪天候で土ではぬかるんで転圧出来ないので、ここから砕石を入れています。
3回目は90cmの所で。本来は土の深さが110cm、砕石厚が10cmですが、途中から砕石を入れているので120cmの段階で最後の転圧としました。
全体的に仕上がった所で、高さがキチンと施工できているか確認しています。