昨日は悪天候でしたので作業はお休みし、本日は捨てコン打設となります。
捨てコンというのは構造物に直接必要なものではありません。
しかし、捨てコンを打つことで、
- 平らな作業面が得られ
- 墨出し(基礎位置を地面に描くこと)が正確に出来
- 型枠の留付けが可能になり、コンクリートも漏れにくい
など、土に直接施工する場合には不可能な作業性を得ることが出来ます。
しかし、住宅などの小規模建築物では砕石及び捨てコンを打たずに
基礎の作業を行う場合もあるようです。
コストダウン及びエコ(建物自体には不必要なコンクリートを省く)と
時代のニーズに合った工夫を皆様されておりますね。
ホッパーに生コンを入れ、クレーンで所定の位置へ持って行き流し込み。 平らに均しては、
所定の高さになっているかこまめに確認。
コンクリート表面を叩くことで内部の気泡を追い出すと共に、
中身が締まって表面がなめらかになるといい事ばかり。
本当にこまめに確認しているので、必要な厚みは確保出来ているのですが、
それが分かっているのは当日作業した人だけ。
後日に確認出来るよう、写真も残しておきます