本日は基礎の立上り部のコンクリート打設です。
受入検査の結果、生コンに問題はありませんでした。
打設の前に、土台を基礎に留め付けるアンカーボルトを設置しておきます。
わかりにくいですが、専用の金具で配筋に固定しています。
打設前の散水。今回は特に、先に打ったベースにしっかりと水分を含ませ、
本日打設の立上り部との接合面への吸水を防ぎます。
例によってクレーンでホッパーを吊っての打設です。今回はバイブレーターでの締め固めに加え、
型枠を外部から叩きます。こちらも密実なコンクリートの施工の為に重要な作業です。
この他、締固めには竹の棒で上からコンクリートを突くなどがあります。
側圧を小さくするために、背の高い立上り部は2度に分けて打設。
この基礎の立上り部には木製の土台と呼ばれる部材が載ります。その為に天端は水平で平滑である必要があるのですが、
幅が狭くアンカーボルトも突き出ている為コテ均しは困難です。
そこで、一般的にセルフレベリング材と呼ばれる流動性の良いものを最後に流し込みます。
ゆっくりと流し込み、目印として一定間隔に挿した釘頭に高さを合わせます。
この釘は例によってレーザーで正確に高さを出しています。
写真で見るとわかりにくいので、撮影箇所だけでも釘頭を赤く塗れば良かったなぁと思っても先に立たず。